油圧変速!?Rotor UNOはどんなコンポーネントなのか?




 
Rotorと聞いて真っ先に思い浮かべるのはクランクやチェーンリングではないでしょうか。
 
 
 
Rotorのクランクカッコいいですよね。
 
 
 
私個人的には変速性能を重視してクランクは純正派!
 
シマノにはシマノのクランク!カンパにはカンパのクランク!
 
って感じなんですけどRotorのクランクを生で見たらすごくカッコよくて少し欲しくなりましたよ。
 
 
 
 
そんなクランクやチェーンリングで有名なRotorですがなんとコンポーネントを発売するみたい。
 
 
 
しかもただのコンポーネントではありません。
 
 
ワイヤー式でもなく電動でもなくなんと!
 
なんとですよ!
 
 
 
 
 
 
油圧変速なんです!!!Σ(゚Д゚)
 
 
 
 
 
 
その名もRotor UNO!
 
今回はRotor UNOがどんなコンポーネントなのかを紹介していきますよ。
 
 

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Rotor UNOの油圧変速?

 
これまでコンポーネントと言ったらワイヤーで引っ張るか電動でモーターで変速していたわけです。
 
 
 
しかしRotor UNOはなんと油圧!(゚Д゚;)
 
 
 
これまでブレーキに油圧が使われることはありましたが変速で油圧を使うのは初めてではないでしょうか?
 
私は油圧のディスクブレーキを使ったことがあるのですがワイヤーよりレバーの引きが軽くて強い制動力がかかります。
 
 
じゃあコンポーネントの変速部分に油圧を使えば軽いレバーの引きで変速できるやん!
 
これは期待できそうなコンポーネントです!(゚Д゚;)
 
 
このメカメカしたリアディレーラーカッコ良くない?
 
 

油圧によるメリット

 
前述したようにレバーの引きが軽くてすみますね。
 
ワイヤー式とは違ってワイヤーの摩擦抵抗がないんですから。
 
 
 
それにワイヤー式だとワイヤーが切れることだってある。
 
電動だって電池が切れることがある。
 
 
 
でも油圧ならワイヤーが切れる心配も電池が切れる心配もありません!
 
 
ワイヤーのように伸びたりもしないので油圧だとメンテナンスが少なくてすむんですよ!
 
UNOに使用されるオイルはほとんど劣化せずなんと数十年単位でメンテナンス不要とのこと!(ディスクブレーキのオイルライン以外は)
 
 
すげぇ!Σ(゚Д゚)
 
 

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なんとMAGRAとの共同開発

 
皆さんマグラってメーカーを知っていますか?
 
ロードバイク乗りの方にはあまり馴染みがないかもしれません。
 
 
 
マグラは高性能なブレーキをつくっているメーカーなんです。
 
 
 
自転車では主にマウンテンバイクのブレーキをつくっていてその性能は本物!
 
マウンテンバイク乗りの憧れのブレーキなんです。
 
お値段にはブレーキがかからずぶっ飛んでいます。
マグラのTTバイク用キャリパーブレーキ。お値段はナナマンナナセンエン(゚Д゚;)
 
 
Rotor UNOはそんなマグラの油圧技術を使用したコンポーネント!
 
 
そしてRotor UNOのブレーキはマグラ製のものが使われます!
 
 
変速だけでなく制動力も期待できそうです。
 
 
 

変速操作はSRAMのダブルタップ!

 
Rotor UNOのシフト操作はSRAMと同じ!
 
リアの変速は浅くレバーを押し込むと重くなって深くレバーを押し込むと軽くなる。
 
フロントはその逆!
 
 
 
もちろんトリム調節もできる。
 
 油圧だとフロントもリアも同じ力で変速できるらしい!(゚Д゚;)
 
 

重量はどうか

 
Rotor UNOの気になる重量はクランク抜きで1655g!(キャリパーブレーキモデルとディスクブレーキモデル共に同じ)
 
Total weight = 1655 g including shift levers, front and rear derailleurs, complete shift and brake hose, rim brake calipers and installation hardware, chain and cassette. Designed for any ROTOR cranks with or without power meter (cranks and
chainrings are not included).
引用 Rotor公式サイトより
 
[クソ訳]
総重量は1655gだ!重量内約はシフトレバー、フロント、リアディレーラー、シフトとブレーキホース、リムブレーキ、取り付けハードウェア(オイルラインなど)、チェーン、スプロケットの重量だぜ!!ワイルドだろぅ!全てのRotorクランク(パワーメーター有り無し問わず)に対応するように設計したぜ!!因みに総重量にはクランクとチェーンリングは含まれてないぜ!hahaha!( ´_ゝ`)
 
 
Rotorの新型最軽量クランクであるALDHU 3D+ Spidering assembly(50/34T 170)で598g。
 
このクランクを使用した場合で2253g!
 
ULTEGRA R8000のセット重量(BB抜き)が2274gなのでアルテグラよりちょっとだけ軽いくらいですね。
 
因みにDURA-ACE R9100が1968gなのでもう少し頑張って欲しいですね。
 

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スプロケットが軽すぎる

Rotor UNOの中で注目したいのがスプロケット!
 
なんと11-28で135g!
 
 
 
は?
 
軽すぎんだろぉ!!!Σ(゚Д゚)
 
 
 
 DURA-ACEで193g!
 
 SRAM REDですら151gですよ!
 
 
おそろしい軽さですねぇ(゚Д゚;)
 
 
11-28Tのうち11から17Tまでの7枚が1Tごとに刻まれたクロスレシオになってます。(11,12,13,14,15,16,17,19,21,24,28)
 
 
登りでのギアが飛び飛びなので軽いけどヒルクライム向きではないですね。
 
うれしいことにシマノ、スラムでもこのスプロケットは使えるらしいです!(´゚д゚`)
 

価格、発売日は?

Rotor UNOの価格は38万円(税抜き)になるそうです。(高すぎか!Σ(゚Д゚))
 
これはカンパニョーロのスーパーレコードと同じくらいの価格ですね。
 
私には縁のないコンポーネントになりそうです。
 
 
発売は今年(2017年)の12月ごろになるらしい。
 

Rotor UNOはロードレースに影響をもたらすのか?

 
油圧コンポーネントであるRotor UNO。
 
 
油圧は性能的には
 
機械式<油圧<電動
 
と機械式以上、電動未満になるのではないでしょうか。
 
 
 
電動は充電以外の弱点がほぼ無い。
 
それにメンテナンス面は選手にとっては関係の無い話。
レース前にメカニックがやってくれますからね。
 
Rotorのサポートを受けている選手がスポンサーだからと使うことはあってもそうでないなら積極的に使おうという選手はいないかもしれません。
 
 
 
油圧のメンテナンスフリーの恩恵を一番受けられるホビーライダーにおいても、まだ信頼性がシマノやカンパ、スラムよりも低いのであまり使われないと思います。
 
 
だって価格がフルセット38万ですよ。Σ(゚Д゚)
 
普通の人だったらDURA-ACE Di2買いますよね。
 
 
レースでRotor UNOを使用した自転車が勝ちまくれば人気が出るかも…
 
 
人とは違った道具を使いたいブルジョアサイクリストはぜびRotor UNOを!
 
 

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