新型ULTEGRA R8050がついに発売!そのスペックをまとめました!




電動コンポ。それは名前の通り電動で変速するコンポーネントです。
 
スイッチをクリックするだけで変速できるため機械式より高性能なコンポーネントだと言え、プロ選手はほぼ電動を使用する。
 
シマノの電動コンポであるDi2は最上位グレードのDURA-ACEとセカンドグレードのULTEGRAだけ。
 
 
 
そして新型ULTEGRAのR8000シリーズの電動コンポであるR8050がついに発売しましたね。(゚Д゚;)
 
今回はULTEGRA R8050のスペックを解説していきます。購入前にしっかり勉強しておきましょう!
 

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重量について

 ULTEGRA R8000ULTEGRA R8050
クランクセット(170㎜,50-34T)674g同じ
STIレバー440g295g
ブレーキ360g同じ
フロントディレーラー(直付け)92g132g
リアディレーラー(SS)200g242g
ボトムブラケット63g同じ
チェーン257g同じ
スプロケット(11-28T)251g同じ
Di2のバッテリ―などなし70g
合計重量2337g2344g
 
新型ULTEGRAの重量は電動の方が機械式より7g重いです。
 
しかし機械式の方にはワイヤーやケーブルの重量が含まれていないので、もしかしたら電動と同じか電動より重いかも。(゚Д゚;)
 
というのも前作アルテグラ6870より41gも軽量化されているのです。
 
 ULTEGRA R8050ULTEGRA 6870
STIレバー295g295g
フロントディレーラー(直付け)132g155g
リアディレーラー(SS)242g260g
合計重量669g710g
 
もう機械式の方が軽いというのは過去の話。
 
機材を1gでも軽くしたいヒルクライマーも積極的に電動を使うことができる。
 
そう。新型の電動アルテグラならね!Σ(゚Д゚)
 
 
 

なんとリモートスイッチが搭載!!!

 今まで最上位グレードであるDURA-ACEのみについていたリモートスイッチ。
 
なんと今回ULTEGRAにも搭載されました。
 
私個人的にはこれがULTEGRAに搭載されたのが一番うれしいです(゚Д゚;)
 
リモートスイッチというのはSTIの頭の先端に取り付けられているスイッチ。
ブラケットカバーの下にスイッチが隠れています。
 
 
このスイッチには自分で好きなように機能を設定することができるんです!
 
例えばGARMINのサイコンと連携してリモートスイッチでガーミンを操作することが可能です。
 
いちいちGARMINに手を伸ばして操作するのは面倒くさいし、手元のSTIでGARMINのページをスクロールしたり、バックライトの点灯ができたら便利ですよね。
 
この機能が欲しいがためにDi2使用者の中でSTIレバーだけDURA-ACE Di2にする人がいるくらいでしたが、もうその必要はありません。
 
そう。ULTEGRA R8050ならね!!!Σ(゚Д゚)
 

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もちろんシンクロシフトに対応

 新型アルテグラDi2はもちろんシンクロシフトに対応しています。
 
シンクロシフト機能があると右手のシフターだけでフロントを変速できる。というか勝手にギア比をあまり変えないように変速してくれます!Σ(゚Д゚)
 
今までは左右のSTIでフロントとリアをそれぞれ操作していました。
 
フロントをアウターに変速すると一気にギアが重くなる。レース中のアタックのような時はそれでいい。
 
でも、ギア比をあまり変えずにフロントをアウターに入れたい場合もありますよね。
 
そんな時シンクロシフトなら右手でリアを重くしていくとあるギアにリアディレーラーが入ると勝手にフロントがアウターに入り、同時にリアディレーラーが軽いギアに入るためギア比をあまり変えないようにアウターに入れることができるのです。
 
また、その逆でインナーにギア比を変えずに入れることもできます。
 
どのタイミングでシンクロシフトが発動するかは自分で設定することができます。
 
 
 

DURA-ACE Di2との違いについて

パワーアップした新型ULTEGRA Di2ですが、最上位とのDURA-ACE Di2との違いはどれくらいあるのでしょうか?

見た目はロゴくらいしか変わらないし、STIレバーの握り心地もブラケットフードがデュラとアルテで共通なので全く同じ。

 

ほぼ違いが無いようにに思える両者ですがやはり重量に違いがあります。

DURA-ACE Di2とULTEGRA Di2の電動部分の重量差はおよそ131g。

ブレーキレバーの材料に違いがあったりとDURA-ACE Di2のほうが少しだけ軽量に作られている。

 

また、シマノの技術者が言うことにはDURA-ACEは完全にレース目的で作られたコンポーネントなのに対して、ULTEGRAはレース以外にも幅広い用途で使えるように設計しているらしい。

具体的にどこにそれが現れているかというと、対応歯数が違う。

電動DURA-ACEがタイムトライアル(TT)での使用を想定され、フロントディレーラーがアウター55Tまで対応しているのにたいして、電動ULTEGRAは53Tまで。

リヤディレーラーはDURA-ACEがローギア30Tまでなのに対してULTEGRAはロングケージタイプを使用すれば、34Tまでいける。

 

つまり重量差が131gしかない以上はホビーライダーはアルテグラを選んだほうが軽いギアが使えるし無難といえましょう。

DURA-ACEを使うのは完全に見栄ですね(´・ω・`)

 

価格について

普通にショップで購入する場合は電動部分のみで12万くらいでしょうか。

海外通販のwiggle、サイクリングエクスプレス、CRCの場合クランクやブレーキのようなDi2以外の部品も含めたフルセットで17~18万円ほど。

自分で組むことができるなら利用してみてはいかがでしょうか。

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