どうもこんにちは。MESIです。
この前購入したDURA-ACEのコンポをさっそく組み付けて行きます。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/DURA-ACEフルセット-1024x768.jpg)
今回はクランク取り付けです。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/クランク-1-1024x768.jpg)
シマノのクランクならほぼ以下で紹介する方法で脱着が可能なのでクランク交換の際には是非参考にしてください( ̄^ ̄)ゞビシッ
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必要な工具と前準備
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2019/01/30-1024x768.jpg)
必要な工具は
- 5mmの六角レンチ
- TL-FC16(クランクボルト取り外し工具)
- ゴムハンマー
- トルクレンチ
が最低限必要です。
また、前準備としてギアをフロントをインナー、リアをトップギアにいれて、チェーンのテンション(張力)が最も低い状態にしておきましょう。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2019/01/31-916x1024.jpg)
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2019/01/33-1024x768.jpg)
左クランクのネジとボルトを外す
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/1_LI-1024x768.jpg)
まずは左クランクのネジを外していきます。
左クランクはギザギザの円盤がついていない方のクランクです。
クランク付け根の2本のネジを六角レンチで緩めていきます。
写真では完全にネジを外してますが、ある程度緩めればいいです。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/3-4-1024x768.jpg)
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/4-5-1024x768.jpg)
ネジを緩めたらクランク脱落防止用のツメを持ち上げます。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/9-2-1024x768.jpg)
このツメはクランク脱落防止のためについている部品です。なのでツメが付いた状態だとクランクが外せません。
上の写真では完全に取り外してますが、実際はちょっと持ち上げる程度で良いです。マイナスドライバー等を突っ込んで下の写真のように持ち上げてください。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/8-3-1024x768.jpg)
続いてクランクボルトを取り外していきます。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/5_LI-2-1024x768.jpg)
このボルトの取り外しには専用の工具(TL-FC16)が必要です。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/6-5-1024x768.jpg)
クランクボルトを外すためだけの工具です(´・ω・`)
コイツはこのボルトを締めたり緩めたりするだけの専用工具で他のことに使用することはありません。
『それだけのために工具を買うなんて…』と思うかもしれませんが250円程度と安いのでAmazonで何かの買い物のついでにポチって置くと良いでしょう。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/7-3-1024x768.jpg)
この工具をボルトにスポッとはめて反時計回しすると外れます。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/10-2-1024x768.jpg)
外した部品は無くさないようにまとめておきましょう。
2箇所のネジと脱落防止用のツメ、クランクボルトを取り外したら左クランクを手で外すことができます。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/11-2-1024x768.jpg)
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左クランクを抜いたら右クランクも引っこ抜く
左クランクを抜いたらなら右クランクも抜くことが可能です。
手で簡単に抜けることもあれば固くて抜けないことも。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/13-2-1024x768.jpg)
固くて抜けないときは反対側からゴムハンマーでコンコンと叩いていきます。
コンコンと叩いてもダメなときは思いっきりぶっ叩くしかありません。
フレームを壊す覚悟がないならおとなしく自転車屋にお願いしましょう。(僕は今回ぶっ叩きましたが…)
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/12-2-1024x768.jpg)
右クランクを抜くときにチェーンがギアにかかったままだと途中で引っかかります。
予めチェーンをチェーンリングから外して内側に落として置くとスムーズに外せる。
ただし、フレームに傷がつかないように十分注意してください。
ゴムハンマーでガンガン叩いていたら右クランクが抜けました。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/14-2-1024x768.jpg)
新しいクランクを入れていく
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/15-2-1024x768.jpg)
新旧クランク比較
クランクが抜けたので新しいクランクを入れていきます。
まずはシャフトにグリスを塗っておきましょう。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/27-768x1024.jpg)
グリスを塗ることでスムーズにクランクが挿入でき、固着を防ぐことができます。
右クランクをBBの穴に入れていきます。このときチェーンをシャフトにかけておき、ある程度クランクが挿入されたらインナーギア(小さいギア)にかけます。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/17-2-1024x768.jpg)
固くて入れにくいときはゴムハンマーでコンコン叩いていきます。雑巾などを当てておくとクランクに傷がつくのを防げます。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/18-1-1024x768.jpg)
右クランクが挿入できたら、次は左クランク。
クラング軸に穴が空いているところがあるでしょう?
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/19-1-1024x768.jpg)
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/28-1024x768.jpg)
そこに左クランクのツメ側がくるように入れてやります。
この穴の部分にツメのピンが引っかかることでチェーン脱落を防止してます。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2018/12/クランク ピン-1022x1024.jpg)
断面図です。ピンが穴に引っかかることでクランクの脱落を防止します。
左クランクを入れるときはちょっとツメを持ち上げてから入れてやります。
クランクを入れたらツメを押し込んでください。
ネジを締めて完了
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2019/01/21-1024x768.jpg)
最後にネジとボルトで固定します。
このとき2箇所のネジより先にクランクボルトから締めてください。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2019/01/22-1024x768.jpg)
先にクランクボルトを締めるのは、クランクが奥まで入ってなかった場合にボルトで奥に押し込むことを期待してです。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2019/01/25-1024x768.jpg)
最後に2箇所のネジを締めます。
このとき一方のネジを一気に締めるのではなく、両方のネジを均等に締めていってください。
片側を一気に締めるとネジに負荷がかかり最悪折れてしまいます。
指定トルクは12~14N·m。このN·mはトルクの単位でどのくらいの強さでネジを締めるかを表していると思ってください。
トルクレンチで締めていきましょう。
![](https://mesiblog.com/wp-content/uploads/2019/01/26-1024x768.jpg)
ネジをしめたら完成です!
DURA-ACEのクランクがカッチョイイ!Σ(゚Д゚)
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