COLNAGOの試乗会でV3-RSに乗ってきました。MESIです。
COLNAGOには3つのハイエンドモデルがある。そう、C64、CONCEPT、V3-RSの3種類。
中でもV3-RSはCOLNAGOの最軽量モデルで空力も意識した万能型。
本記事ではこのV3-RSに乗って私が感じたことについて話していく。
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COLNAGO V3-RS
試乗車スペック
- フレーム:V3-RS
- コンポーネント:カンパニョーロ コーラス
- ホイール:シャマル
今回の試乗車には12速のコーラスが搭載されていた。
しかもディスク!
12速&ディスク、、、ナウいではないか(死語)。
11速から12速になったとはいえ、1速増えても短時間の試乗ではその恩恵を感じることはできなかった。
正直「あれ?お前1速増えてたん?」って感じだ。
車体を持ち上げてみるとディスク車なのにそれなりに軽い。
持ち上げた感じ私のTIME(7.1kg)よりちょい重い?くらいで7.3kgくらいだと思われる。
V3-RS試乗インプレ(レビュー)
ハイエンドフレームなので当然硬い!カッチカチだ。
パリッとした硬さはまさにハイエンドフレームそのもの。
今回試乗したV3-RSは硬いフレームであった、が私が普段乗っているSKYLONよりは優しいと思う。
V3-RSはペダルに入れた力をガッチリ受け止めて推進力に変換してくれるが、意外と足への反発は少なく感じた。長距離走っても足を残しやすそうだ。
COLNAGOの最軽量モデルということでV3-RSはとても良く登ってくれる。
特に良かったのがダンシング。
ダンシング時の安定感がかなり良いと感じてしまった。ディスクブレーキによって重心が低くなっている恩恵かもしれない。あとジオメトリーも関係しているのだろうか。
軽量バイクにありがちなヒラヒラした頼りない感じがなく安定してリズムを刻むことができた。
また、V3-RSは乗り心地も良いバイクだと感じた。路面上にあるマンホールの存在が気にならないくらいには良い。
路面からの突き上げが非常にマイルドであった。
乗り心地なんて空気圧やタイヤの幅によっても大きく左右される要素なので単純にフレームの性能だと評価することは難しいが、メーカーの人によると先代のV2-Rより垂直方向への衝撃吸収性が向上しているとのこと。V3-RSは太いタイヤが履けるのでタイヤ次第でちょっとしたグラベルも楽しめそう。
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おまけ、カンパのディスクブレーキはとても良い
今回V3-RSに搭載されていたカンパニョーロのコーラスであったが、こいつのディスクブレーキが非常に良かった。
もともと私はカンパのブレーキの柔らかいタッチが大好きだ。大大大大好きだ(オリコカード風)。
しかし、カンパのディスクブレーキを使うのは今回が初めて。
初めてのカンパディスクブレーキであったが、こいつが非常によく効いた。
あまりに効くので「マジかよ…」ってなった。まさに期待以上!
もともとカンパは油圧ディスクのノウハウを持っていないためマグラと共同開発したらしい(マグラはロード乗りには馴染みが無いかもしれないけど値段がぶっ飛んだよく効く油圧ブレーキで有名なメーカーである)。
カンパのディスクブレーキは軽い力でレバーにタッチしただけで高い制動力が得られるので、絶妙な糞タイミングで信号が変わって急ブレーキをかけないといけないときも楽に止まることが可能だった。
正直シマノのディスクブレーキより楽に止まれる気がした。
そもそもシマノのR9100系ディスクブレーキはリムブレーキとなるべくフィーリングに大きな差が出ないように設計されているらしいので、そのせいかもしれないが…