どうもこんにちは。ローラー中毒者の男、MESIです。
室内でロードバイクに乗るには一般的に「ローラー」という道具が使用される。
そしてローラーにもいろいろ種類があって、バイクを固定する固定ローラーと全く固定しない三本ローラーの大きく2種類に分けられます。
ローラー中毒者の私は両方持ってまして、固定ローラーと三本ローラーはそれぞれ特徴が異なる全くの別物。
なので自分の用途によってどちらを購入するかよく考えなければならない。
きっと3本ローラーが欲しくなるはずだ!
スポンサーリンク
3本ローラーとは?
3本ローラーというのは名前の通り3本のローラーを回すローラーのこと。
購入して箱から出したらまず組み立てる必要があります。少し面倒くさかった。
説明書を見ながら1時間もあれば組み立てられるかと思います。(要領の悪い私は2時間かかりましたが何か?( ̄ω ̄;))
3本ローラーのメリットについて
ペダリングが綺麗になる
どこにでも書かれているような事ですがやはりペダリングが綺麗になった。
ペダリングが下手だと安定しません。そして転ぶ。
体幹の筋肉が鍛えられる
体幹の筋肉がない人はハンドルに体重をかけた乗り方をしてしまう。
普通の道ではそれでも乗れる。
しかし3本ローラー上でハンドルに体重をかけるとふらつきます。怖いです。
そのため三本ローラーに乗っていると体幹が自然と鍛えられハンドルに体重をかけない正しい乗り方が身につくのだ!
プランクなどの体幹トレーニングと組み合わせると効果的。
体幹の鍛え方についてはこの記事を見てください。
でも少しずつ長く乗れるようになるよ!
実走感がある。
基本的に固定ローラーと比べたら3本ローラーの方が実走感が感じられます。
固定ローラーだとバイクが固定されていて自転車に乗ってバランスをとるという感じが一切ない。
持ち運びに便利
3本ローラーは固定ローラーよりはるかに軽いので持ち運びに便利!
固定ローラーはモノにもよりますが、5~10kg以上。重い!
3本ローラーのデメリットについて
転ぶ
固定されていないので油断すると普通に転ぶ。
なので限界まで追い込んでトレーニングするのは怖いです。
私の場合心がブレーキをかけてしまって3本ローラーだと限界まで追い込めません。
負荷が足りない
MOZ-ROLLERのような負荷装置がないローラーだと負荷が足りず足の筋力アップには向きません。
なのでタイヤの空気圧を下げて抵抗を増やしたりなど工夫していましたが結局オプションの負荷装置を購入しました。
負荷装置は負荷が7段階で調節でき、私の体感的には負荷レベル2で平坦、負荷レベル7(MAX)で斜度4〜5%の登りといった感じ。
正直ヒルクライム練習をするには少し物足りない。
また、負荷装置の負荷はいびつであまり自然な感じではありませんでした。
スポンサーリンク
おすすめ3本ローラー4選!とりあえず負荷付きを買っておけ!
なぜなら安い3本ローラーには負荷機能がついてないからな!
3本ローラーの負荷なしモデルを選ぶとほぼ必ずと言っていいほど後に物足りなさを感じてしまう(少なくとも私はそうでした)。
そんなわけで負荷がかけられるおすすめのローラーを4つ厳選して紹介します!
ミノウラ モッズローラー+負荷装置
「負荷付きのものは高いし、いきなり買うのはちょっとなぁ…」
そんなあなたにはミノウラのモッズローラーをおすすめします。
最初は負荷なしで回して物足りなくなったらオプションの負荷装置を後から追加することが可能。
他のメーカーのものでは使えないぞ!
気になる点としては負荷装置のベルトから削りカスが飛び散ることでしょうか。
消しゴムのカスが机の上に散らかっていると気になる神経質ナーバス系男子はやめたほうが良いかも(;´・ω・)
ELITE (エリート) Arion Mag (アリオンマグ)
エリートの3本ローラーで3段階の負荷調整が可能。
負荷付き3本ローラーの入門モデルといえるローラーです。
ローラー部分が樹脂製だと静電気が発生しやすいのですが帯電防止ポリプロピレンを使用することで静電気の発生を抑えています。
とはいえ少しは発生して髪の毛やゴミなどがくっつくというレビューがあるのでそれが気になる人はローラー部分が金属のArion AL13を買いましょう。
ELITE(エリート) QUICK MOTION
「ちょっと良い3本ローラーを使いたい」
そんなあなたにはエリートの「QUICK MOTION」がおすすめです。
このローラーの特徴は前後にフローティングして車体のバランスをとってくれること。
ライダーのペダリングにより発生する慣性を減衰してくれ、初心者でも乗りやすい3本ローラーです。
そして前後のフローティング機構によってダンシングがしやすいというメリットがある。
また、折りたたむとかなりコンパクトになるので持ち運びがしやすいのもGOOD!
GT-ROLLER Q1.1
GT-ROLLER Q1.1は知る人ぞ知るローラーで、現在私が一番欲しいローラーです。
このローラーを目を凝らしてよく見てください。
3本ローラーは実走感があるとはいえ、どうしても現実の実走感とちょっとずれた感じになってしまう。
しかしこのローラーは実走感を追及したローラーで、現実に近い走行感を味わうことができるのが特徴です。
現実と同じようなフィーリングを目指しているだけあって、もちろんダンシングもできるし車体も非常に安定する。
おまけにヒルクライムも再現可能。もちろん負荷装置付き。
価格はあれですが、価格以上の満足感が得られることだろう。
3本ローラーの乗り方について
3本ローラーは何も固定されていないので乗れるようになるには「慣れ」が必要。
最初は左右に壁があると良いです。
それからギアはある程度重いギアに入れておきましょう。
3本ローラーは軽いギアほど安定させるのが難しい
だから乗る前にフロントギアをアウターに入れておくといいぞ!
また、最初はビンディングではなくスニーカーで回すと安心できます。
私も最初はスニーカーで壁に手をつきながら回していました。
目線が普段より地面から高くて怖さを感じますが慣れですよ慣れ。
ある程度慣れてきたら壁から手を放してみましょう。
3本ローラーに乗るコツは自転車に補助輪なしで乗るのと同じ。
怖がって力んでしまうと不安定になってますます怖くなります。
そして転ぶ。
転ぶ覚悟で回したほうが安定しますよホントに。
なんか小さいころ補助輪なしで自転車に乗る練習をしていたあの頃を思い出すッス
『ガッチャーン!!!』
ブレーキを掛けたら転んだッス
3本ローラーを回している時に絶対にやってはいけない禁止事項があります。
それはブレーキをかけること
ブレーキをかけると車輪が止まってもローラーは回転し続けるので後ろに吹っ飛ばされますよ。
スポンサーリンク
あると便利なアイテム
フレーム用のタオル
ローラーを回すとそりゃあもうボッタボッタと汗が落ちます。
えげつないほど落ちます。
そしてロードバイクのフレームが汗でびしゃびしゃに。
汗がヘッドパーツのベアリングなどに侵入すると錆びて大変なことになるのでフレームを汗から守るタオルが必要です。
でも3本ローラーの場合タオルがほどけてしまったときにホイールに巻き込んで落車する可能性があるからおすすめできないな
トレーニングマット
汗が床に落ちるのが嫌な人はマットを敷くことをおすすめします。
別に気にしないのであれば新聞紙で十分です。
ただしメーカーの専用品マットは(ボッタクリ級に)高かったりする。
例えばエリート製は9000円ほど
ミノウラ製はやや良心的価格。おすすめ!
もっと安く済ませたいならヨガマットなどで代用したりすると良いでしょう。
扇風機
ローラーはそりゃあもう汗をたっぷりとかく運動。
扇風機がないと地獄です。
しかし中には家庭用扇風機では物足りず工業用扇風機を使用する強者もいます。
Amazonレビューより抜粋
自転車の室内練習で重宝しています。以前は家庭用の扇風機を使用しており風力が弱く汗だくになっていましたが、これにしてからは汗も滲む程度になり快適に練習が出来るようになりました。値段も安くお手ごろだと思います。
ヤバいッスね!
最後に
今回は3本ローラーの特徴、おすすめ、乗り方について解説しました。
3本ローラーを購入するならやはり負荷付きのものがおすすめ。
負荷なしのものを買ってもすぐに物足りなくなってしまうので。
また、ヒルクライム練習がしたいなら固定ローラーの方が良いです。
3本ローラーはペダリングをきれいにしたい!雨の日でも家でローラーを回してかつ実走感を感じたい!という人に向けですね。
どちらかと言えば3本ローラーが気になるッスけど3本ローラーってどうなんスかね?