どうもこんにちは。MESIです。
前回はチェーンの交換方法について解説しました。
そして今回はコンポーネント交換において一番面倒くさいシフトレバー(STIレバー)の交換を行っていきます。
スポンサーリンク
STIレバーの交換が面倒くさいわけ
シフトレバーの交換は非常に面倒くさい。
なぜかというと、STIレバーを交換しようとすると芋づる式に他の作業もやらないといけないのです。
バーテープ剥がしに始まり、ワイヤーを抜き、古いSTIレバーを外したら新しいSTIレバーをつけ、ワイヤーの配線を行い、その後ブレーキとディレーラーの調整があり、最後にバーテープを巻かなければならないのだ。
超面倒くさいでしょ?
特にワイヤー配線作業は僕のようにワイヤー内装式フレームを使っていると、場合によってはストレスで髪の毛を失います。
とりあえずバーテープを剥がします
まずはバーテープを剥がしましょう。
バーエンドキャップはマイナスドライバーを突っ込んで外します。(六角レンチで回して外すタイプのものもあるので注意)
糊がたくさん残ってしまいました(泣)
パーツクリーナー等を駆使してきれいにしましょう。
また、ケーブル類を固定しているビニールテープも剥がしてしまいます。
ワイヤーを抜いてしまいます
ワイヤーを抜いてしまいます。自身がない人はワイヤーを抜く前にスマホでどこがどうなっていたか写真を撮っておくと後で戻しやすくなります。
また、ケーブル類を再利用する場合どのケーブルがどこのものか分かるようにしておきましょう。
まずディレーラー、ブレーキのワイヤーを固定しているボルトを緩めてワイヤーを抜ける状態にします。
先端のキャップはワイヤーカッターで切り飛ばしてしまいます。
この作業について詳しくはこちらの記事達に書いてあります(わからない人は読んでね)。
STIレバーにつながっているアウターケーブルを引っこ抜きつつ…
うまいことワイヤーを抜いていきます(説明雑だなΣ(゚Д゚))
ブレーキワイヤーはここから。
シフトワイヤーはフタを開けてワイヤーを押し出す感じ。
百聞は一見にしかずということでやってみればわかると思う(多分)。
STIレバーを外します
STIレバーの上の画像のボルトを緩めることでハンドルからレバーを外すことが可能です。
ブラケットカバーが邪魔で回しにくいのでボルトを舐めないように気をつけて作業を行いましょう。
新しいSTIレバーを付けます
STIレバーを外したときと逆の要領で新しいSTIレバーを取付けましょう。
このときの締め付けトルクは6~8N·mです。トルクレンチで締めましょう。
次に左右のSTIレバーの高さを合わせていきます。
STIレバーがついたハンドルを平らな床の上に置きます。
STIのレバー先端とハンドルの4点で床と接していてグラつかなければOKです。
ハンドルをステムに戻してワイヤー配線に入ります。
スポンサーリンク
ワイヤー配線
さてここからとっても面倒なワイヤーの配線です。
STIレバーにブレーキワイヤーを通します。
シフトワイヤーを通す前には解除レバーを10回以上クリックしてください。
カバーを外し、横からワイヤーを通していきます。
アウターケーブルを差し込むとき、ノーズキャップの凸部が溝にハマるように入れていきます。
続いてワイヤーをフレーム内部に通していきます。
フレーム内部の障害物を避けながら、出口を目指して通すのみ。
場合によってはかなりストレスがたまります。
僕はワイヤーがチェーンステイ内で引っかかり1時間以上格闘しましたが、フレームによっては何の問題もなくあっさり通せるかもしれません。
無事に通りました…
ディレーラーとブレーキ調整
続いてワイヤーをディレーラーとブレーキに配線します。
そしてきちんと変速、ブレーキができるように調整です。
詳しい事はこちらの記事を参考にしてください。
バーテープを巻いて完成
バーテープを巻く前に、アウターケーブルをハンドルの下にビニールテープで固定します。
こんな感じでぐるぐる巻きにしちゃいましょう。
できたらバーテープを巻いていきます。
バーテープの巻き方についてはここでは解説は省かせてもらいます(僕が下手くそだから)
以上STIレバーの交換作業でした。
STIレバーの交換はワイヤー配線とブレーキ、リアディレーラー調整、バーテープ巻きの作業を全てをやることになるので難易度の高い作業です。
それなりに自転車イジりに自身がある人向けですね。
アルテグラを組むのに詰まってしまい、検索でこちらに辿り着きました。
シマノのマニュアル以上に分かりやすく、驚きました。
参考にさせていただきます。