ロードバイクを通学に使うようになってから1年半以上が経過しました。MESIです。
ロードバイクの前はクロスバイクを通学に使用していたのですが、私の2台目のロードバイクであるRALEIGHを購入してからは毎日RALEIGHで通学。(だって新車で通学したい。したくない?)
しかし最近通学用バイクをクロスバイクに戻しました。
なんで戻したのかというと盗難が怖いから。
昔から言われる世の中の怖いもの。それは地震、雷、火事、親父!
親父→父さん(とうさん)→盗難(とうなん)
そう。地震、雷、火事、そして盗難はとっても恐ろしいのです!(無理やりだな…Σ(゚Д゚))
4月に大学の研究室に配属されて以来、家よりも大学にいる時間の方が長くなったワタクシ。
自転車を大学に駐輪してる時間が長くなったので当然盗難リスクが高くなります。
そんなわけで通学用自転車を1年半ぶりにクロスバイクに戻しました。
クロスバイクも安くはないけどロードより安心できますからね。
久しぶりにクロスバイクに乗るとロードバイクと比べて不便なとこもあれば便利なとこも感じられる。
今回はクロスバイクの良いところ、悪いところについての話です。
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クロスバイクの良いところ(メリット)
28Cの安定感が良すぎてワロタ
私のクロスバイクには28C、つまり幅28ミリのタイヤが装着されています。
多くのクロスバイクには28C以上の太めのタイヤが採用されているのではないでしょうか?
ロードバイクのRALEIGHでは25Cを使っていたのですが、3ミリの差でまるで別物!お父さんと不動産くらい違う!Σ(゚Д゚)
走っていて車体がものすごく安定します。
もうツール・ド・フランスにおけるチームSKYくらいの安定ぶりを見せます。
車体を傾けてもすぐに戻れる。起き上がりこぼしのよう。
乗り心地もいいけどフレームはアルミフレームなのでクロモリで25C履いたRALEIGHとどっこいって感じでしょうか。
またタイヤが太いぶん空気圧が下がるのが遅いので、1週間に1回空気を入れれば十分すぎる。
空気圧管理が楽ですね。
重たい鍵を持ち歩く必要がない
今まではロードを長時間駐輪するにあたって鍵を1kgくらい持ち運んでいました。
1kgだ!
つまり1000gだ!
要するに1000000mgだ!
クソ重い!!!\(^o^)/
クロスバイクなら鍵を車載することが許される!
重い鍵を持ち運ばなくても良いのだ。
とはいえ鍵を持ち運ばなくて済むようになった分、パソコンを持ち歩くようになったので荷物重量はプラマイ0。
教授の目を忍んで、研究室でブログをこっそり書きます。
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ブレーキがガッツリ効く
多くのクロスバイクにはVブレーキというブレーキが採用されています。
一方、ロードバイクにはキャリパーブレーキがついている。
キャリパーブレーキは高いやつはしっかり効くんですが、安いものだと効きにくい。
雨の日とかマジで止まれません。
やめられない、止まらないのが、かっぱえびせん!
効かない、止まらないのが安いキャリパーブレーキなのです!Σ(゚Д゚)
個人的にキャリパーブレーキはshimanoの105以上のグレードを使いたい。
私のコルナゴのロードバイクには最初安いキャリパーブレーキがついていたので、下りで強制的に握力トレーニングをさせられた覚えがあります。
握力を強化したい方は是非自転車に安いキャリパーブレーキを取り付けると良いでしょう。
ちなみに僕はやりません。
Vブレーキは安いやつでもしっかり止まれる。
私のクロスバイクにはテク◯ロのブレーキがついてましたが、バッコリ効きました。
スタンドがクソ便利
クロスバイクにはなんとスタンドという物がついてます。
自転車を駐輪する時に何かに立てかける必要がないのです。
壁がなくても自立できる。最高だ!便利にも程がある。
スタンドを使って駐輪する場合地球ロックはできないけど、ちょっとコンビニに寄るときにはかなり重宝します。
スニーカーにはフラットペダルが便利
やっぱりスニーカーで乗るならフラペが一番。
これまでshimanoのPD-A600、つまりSPDのビンディングペダルにスニーカーで通学してましたが、そこそこ滑る。
ビンディングは滑らないためのペダルなのに滑ってしまう。
まさに本末転倒!
いや、足を滑らせたら本当に転倒!
というダジャレくらいにはSPDとスニーカーの組み合わせは滑りますΣ(゚Д゚)
しかもクリートが無い側はフラットではないので出発するたびにクリート側が上になるようにクルクルとつま先で回転しないといけない。
フラペの場合、ペダルに表も裏もないのでペダルをつま先でクルクル回転させることもしなくていい。最高!!!
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裾バンドがいらない
ガチでロードに乗るときに必要なのが乳バンド(心拍計)、一方で私服でロードに乗るときは裾バンドが必須。
ロードバイクは裾バンドが無いとクランクの歯に裾をひっかけて破ったり汚れたりする不便な乗り物です。
今までクランクの歯で破ったズボンは数知れず(泣)
しかし私のクロスバイクにはクランクになんとカバーがついている。
裾バンドがなくても裾が汚れない!ただソレだけのことがクロスバイクの便利さを格段に高めているのだ!( ゚д゚ )クワッ!!
クロスバイクの悪いところ(デメリット)
これまでクロスバイクの良いところを書いてきましたが、以下は悪いとこについてです。
巡航速度が遅い
クロスバイクだとスピードが出ません。
ロードバイクより巡航速度が4km/h以上は確実に遅いです。
ロードバイクだと普通に走って28km/h、
クロスバイクだと24km/hくらいです。
剛性不足と言うのでしょうか?
ペダルに入力した力が逃げる感じがします。
ロードと比べて踏んでも進みません。
また、ずっとドロップハンドルの自転車に乗ってたのでバーハンドルだと力の入れ方がわからず。
ポジジョンもアップライトなので空気抵抗が大きいです。
弱ペダの鳴子君の気分を味わいました。
引用:弱虫ペダル 5巻
フロントギア3枚もいらない
私のクロスバイクのフロントギアは3枚。
中間のギアだけ使って残りの2枚は使いません。
激坂から平坦路まで舗装されたどんな道でも走るロードバイクですらフロントのギア数は2枚ですよ。
まして街乗りメインだと想定されるクロスバイクにフロント3枚は無駄すぎ!
どのくらい無駄かというと歩道に線を引いただけで『こっち側は自転車です~』とか言ってるお粗末な自転車用道路くらい無駄です。
クロスバイクにはフロントシングルで十分。
その方が整備も楽だろうし。
リアの枚数が少ない分(7枚)をフロント3枚で誤魔化しているのでしょうかね。
3×7で21段変速ですよ~
とスペックに書いたほうが売れるんだと思います。
街乗りが多いクロスバイクはフロントシングルの方が使い勝手が良いと思うだけどな~。(´・ω・)
使い勝手は数値化できないのでフロント3枚つけちゃうのでしょう。
売るためにあえて不便にする。
それがクロスバイクだ!( ゚д゚ )クワッ!!
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登りがきつい
私の通学ルートには斜度7~8%くらいのちょっとした坂があります。
久しぶりにクロスバイクで登ったら毎日登っている坂がやけにツライ。
ロードバイクだと「フウッ、フウッ!」って感じなのに対してクロスバイクだと 「ハァッ、ハァッ!」って感じです。(わかりにくいわΣ(゚Д゚))
ロードバイクで登る時より明らかに疲労感を感じてしまいます。
ロードバイクのラレーとクロスバイクの重量差は3kgくらい。
ギア比的には軽いギアの多いクロスバイクの方が有利なんですけどね。
3kgの差とか体重と比べたら誤差だろ!とか思ってましたが、かなり影響ありました。
そりゃみんな高い金出して自転車を軽量化するわけだ…(;´д`)
ちなみに自転車を軽量化するならチューブがコスパ高いです。
関連記事『やはりロードバイクを安く軽量化するならチューブを交換するべし。』
リアのエンド幅が135
多くのクロスバイクはリアのエンド幅が135ミリ。
135ミリだとロードバイク乗りにとってある不都合が生じます。
それはロードバイク用のホイールがクロスバイクに使えないということ!Σ(゚Д゚)
ロードバイクのリアのエンド幅は130ミリ。
クロスバイクにロード用ホイールを使おうとすると5ミリぶんガバガバです。
たった5ミリの差のせいで基本的にはロード用ホイールはクロスバイクには使えないのです。
ロード沼にハマると使っていないホイールが出てくるもの。
クロスバイクをロードバイクの余ってるホイールで性能アップさせたくてもできない。
無理やり5ミリの差を詰めている人もいますが安全面を考えるとあまりオススメできませんね。やる場合、自己責任です。
ちなみに日本一売れているクロスバイクであろうGIANTのESCAPEはリアのエンド幅130ミリ。
当時の私に自転車の知識があったらGIANTのESCAPEを買ってたのに…(;´Д`)
まとめ、クロスバイクはロードバイクをより実用的にした自転車
クロスバイクに久しぶりに乗って感じたことは、やはりクロスバイクは便利な自転車ですね。
スタンドがあったり、クランクにカバーがついていたりとロードバイクの不自由さが解消されています。
しかし光あるところに影があるように、メリットはデメリットにもなる。
便利になったぶんクロスバイクは速さが犠牲になってます。
私としては街乗りはやっぱりクロスバイクのほうが良いな~って感じ。
乗っていて楽しいのはロードバイクですけどね。
おしまい。