どうもこんにちは。自転車泥棒撲滅委員会長を務めております、MESIです(自称)。
ロードバイクのような高価な自転車に乗っていると怖いもの。
それは盗難!
ほら、地震、雷、家事、盗難っていうでしょ?(言わねえ…Σ(゚Д゚))
一台うん十万とする乗り物を細いワイヤーだけで守っているのですから、そりゃあ悪党どもの良いお小遣い稼ぎのターゲットとされてしまいます(盗むやつ全員タヒねばいいのに…(ー_ー))。
ロードバイクの盗難を少しでも防ぐために僕が昔に書いたのがこの記事。
主に盗まれにくいとされてる鍵のかけ方について紹介してます。
そしてこの記事を書いている最中にふと思った事があります。
それは「自転車にGPS付けて、泥棒が鍵を切断しようとしたらスマホに通知してくれる鍵があったら最強なんじゃね?」
という事です。
しかし、探してもそんなデバイスはありませんでした。
半ば諦めかめたそのときです。
発売されました!「AlterLock」という僕が求めていた盗難防止デバイスが!
コレは買うしかねぇ!Σ(゚Д゚)
購入してから早4ヶ月。
今回はこのAlterLockの使用レビューをしていきます(`・ω・´)ゞ
スポンサーリンク
AlterLockってなんですの?
AlterLock。それは自分が自転車から離れている間、自転車を見守ってくれる夢のデバイスです。
自転車フレームのボトルケージ部分に取り付け、自分(スマホ)が自転車から離れると自動で見守りが開始!(自動でなくて手動ですることも可能)
自転車の振動を感知すると大音量のアラームで泥棒を撃退するとともに、自分のスマートフォンに通知してくれます。(アラームは鳴らないように設定することも可能)
そしてGPS機能がついているため、仮に盗まれたとしても追跡が可能!
泥棒を追跡してぶっ殺し警察に通報しましょう。
こりゃまさに私が求めていた盗難防止デバイス!Σ(゚Д゚)
まぁ「百聞は一見にしかず」ということでこの動画を見れば、AlterLockがなんなのかわかると思います。(時代はYoutubeか…私もYouTuberに…( ̄ω ̄;))
価格について
このAlterLockですがAmazonで購入可能。また最近ワイズロードでも取扱を開始したらしいです。
価格は記事執筆現在で8900円なり。
ちょっと高めのカギと同じくらいでしょうか。
そしてコイツを購入すれば使用できるのかというとダメで、別にサービス料が必要になります。サービス料は月額390円または年額3900円なり。
スポンサーリンク
外観と重量について
このAlterLockはボトルケージ台座に固定して使用する。つまりフレーム内装ではなく外装という事です。
しかしロードバイクはかっこよさが命。いくら便利だろうと取り付けによってダサくなろうものならクビにせざるを得ません。
実際に付けてみたのがコチラ。あえてこの手のデバイスが似合わないであろうクロモリフレームにつけてみました。
言われないと気づかれないレベル。
しかしこれは右側から見た場合での話。このAlterLockは電波受信を良くするために左サイドに張り出した形状をしているので、左サイドから見るとちょっと目立つかも。
なぜ左サイドなのかにはちゃんと理由があり、自転車の写真を取るときほとんどの場合駆動系がある右サイドから撮るからで、右側から目立たないようにするため。ちゃんとインスタ映えに配慮がされているのです。
ちなみにサドルバッグやツールボトルにも入れることも可能。どうしても車体に付けたくない人はそっちに入れ、アラーム機能をオフにしてスマホ通知とGPS機能だけを使用するのもあり。
また、重量は公式サイトによると約60g。
実測してみると、54g。
取付用のネジを含めると61gでした。
カタログ重量詐欺が横行する自転車業界で1gの範囲内に収まっているのはなかなか優秀と思われる。
よほど重量に拘る軽量家でない限りは許容できるレベルです。
実際に使用してみてどうなん?
結論から言うと良い。カギだけのときと比べて安心感がまるで違います。
だって自転車に何かあったらスマホに知らせてくれるんですよ!神でしょ神!
どんな高価なカギも現在の愛車の状況を教えてはくれません。
AlterLockがあるとサイクリング中にお腹が痛くなってもコンビニで安心してう◯ちができるってわけですよ。(紙で拭いてるときに盗難通知が来たら困るけどな。すごく)
ただし、駐輪する場所に合わせて振動検知の感度を合わせないと誤作動が起こるので気をつける必要があります。誤作動でスマホに通知がくるとドキリとして逆に心臓に悪い。
このAlterLockは振動検知の感度を高、中、低の三段階で設定可能です。
感度を高にすると、ほんのちょっとしたことでもアラームが鳴りスマホに通知が来る。
どのくらい感度が強いかというと…
このくらい(マジ)
ほんとにフレームを指先でつついただけでアラームが鳴り響きます。とても敏感でビンビンです。
この状態のAlterLockを作動させることなく車体から除去できるのは怪盗ルパンくらいでしょう。
基本的によほど安定した場所に駐輪しないと誤作動を起こすので使い時がムズカシイ奴。
間違ってもこの状態でサイクルラックにかけてはいけない。
他の使用者に大迷惑になること間違いなしです。
感度を中にすると少しぐらいの振動なら作動しなくなる。私が最もよく使用するのがこの感度「中」です。
感度が強すぎず弱すぎず。ちょうど良い。
ただし風が強い日に何度か誤作動があったので、そういう日は感度を「低」にしましょう。
感度が「低」だとわりと大胆なことをしても作動しなくなります。
車体が揺れやすいサイクルラックにかけるときは私は「低」にしてます。
ちなみに実際に感度を検証している動画がこちら。
ちなみに充電は1ヶ月に1回の頻度で充電すればOK。公式サイトによると最大1.5ヶ月もつらしい。
わりと長持ちするのでバッテリーが切れることについてはあまり気にする必要はない。
GPS利用可能エリアについて
現段階でAlterLockが使用できるエリアは以下の通り。
水色の場所で使用可能で紫の場所では使用できません。
今後、利用可能エリアは拡大して2020年には全国をカバーする予定らしい。
スポンサーリンク
改善してほしいところ
私がAlterLockに対して改善して欲しいところが3つあります。
充電部分のUSBコネクタがむきだしのとこ
AlterLockは充電のUSBコネクタにカバーはなくむき出しの状態になってます。
公式サイトによるとこれで問題はないそうで防塵、防水性能はIP66!
Q デバイスは防水ですか?
A 本製品はIP66に対応した防水防塵となっており、雨の中でもご利用いただけます。ただし、水の中に落としたり、濡れたまま充電をしないでください。
USBコネクタ内に砂や泥などが侵入する恐れがある場合は、別途、USBコネクタ用の防水キャップのご利用をおすすめします。引用 公式サイトより
IP66と言われてもわからんので調べた結果がこちら。
IP66は「粉塵の侵入が完全に防護」かつ「全方向からの水の強い直接かけられても有害な影響を受けない」というレベルを表す。強い!
しかし、この充電する部分がむき出しというのは流石に心配になるので一応カバーくらい本体に付けておいて欲しいです。
スマホのバッテリーが切れると詰む
スマホのバッテリーが切れたらヤバイ。マジで。
AlterLockはスマホが離れてBluetooth接続が切れると自動で見守りが開始される。つまりスマホのバッテリーが切れても見守りモードに突入するわけです。
設定でオートロックではなく手動式にすればスマホの電源が切れることによる見守りモード突入は防げますが、手動で見守りモードにしてからスマホのバッテリーが切れると同じこと。
スマホのバッテリーが切れている状態ではどうあがいても見守りモードを解除することができないので、詰みます。カギの暗証番号を忘れるようなものです。
一応自転車に乗ることはできますが、警報音が鳴りながら乗ることになるので周りからの視線をたっぷり浴びます。
【追記】2019年4月5日よりアンドロイドユーザーのみバッテリーが少なくなると自動でアラームがOFFになる機能が追加されてたみたいです。コメントにて教えていただきました。圧倒的感謝!
Androidアプリで「スマートフォンが低バッテリー時にAlterLockデバイスのアラームを自動的にOFFにする機能」を追加いたしました。
本機能により、オートガード状態でのサイクリング中にスマートフォンのバッテリーが切れた際に、意図せずアラームがなってしまう心配を解消いたします。
iOSはこれから実装されるらしい。iPhoneユーザーは待ちましょう。
4月15日よりiOSでも実装されました!
室内に持っていかれると電波が届かなくなる
このAlterLockなのですが、自転車を家やマンションのような建物内に持ち込まれるとこのように位置情報を取得することができません。
つまり泥棒の家の中に持ち込まれると終わりです。追跡ができなくなります。無念!
AlterLockまとめ
自転車の振動を検知しスマホで通知するだけでなくGPSで追跡できる今までにない新しい商品、それがAlterLock。
建物内だとGPS電波が届かないのが残念ですが、カギだけで施錠しているときと比べて安心感がまるで違います。
「自転車大丈夫かな」というモヤモヤでカフェに寄っても楽しめないという人にはピッタリな商品ではないでしょうか。
こんばんは、いつも楽しくブログを拝見しています。
「スマホのバッテリーが切れると詰む」で気になった点がありましたので、コメントを残します。
AlterLock公式HPにて
2019年4月5日
「Androidアプリ:スマホ低バッテリー時のアラーム自動OFF機能を追加
iOS版につきましても同様の各機能を近日中にリリースする予定です。」
とあります。
もしやご存知ないのでは、と思いコメントをしました。
私も最近にAlterLockをロードバイクに取り付け利用していますが、
スマホがiOSですので。まだ実装されていません。
早くこの機能をリリースして欲しいものです。
これからも、この楽しいブログを楽しみにしています、
このブログ大好きです。
長文失礼しました。
本当ですね。情報ありがとうございます!
訂正しておきました(`・ω・´)ゞ
応援ありがたいです!これからも記事を更新していきます!更新頻度は低いですが(笑)
この製品気になってたんで、レビューめっちゃありがたいです!
まあクラリス組のアルミロードに付けても過剰防衛なんですけどね。。
でもいつかはアルテDi2のカーボンロード買うんだ…(遠い目)。。。
mesiさんはいいバイク乗ってるからめっちゃうらやましいです。つーか正直、学生さんとは思えない金回り。
どうもです。心配性の人にはピッタリの製品だと思います。値段に関係なく愛車を守りましょう(`・ω・´)ゞ
私が身分不相応のバイクを持ってるのは、全財産を自転車につぎ込んでるからですかね(笑)