どうもこんにちは。MESIです。
2019年7月26日、TREKが新型DOMANE (2020年モデル)を発表しました。
エンデュランスロードの新時代へ。Domaneがより速く、より快適に、より多目的になって登場。https://t.co/zyqX044FaK pic.twitter.com/ycuiVmgOml
— トレックジャパン (@TREKJapan) July 25, 2019
今回のモデルチェンジで3世代目となるドマーネ。
さっそく進化したポイントを見ていこう!
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新型のDOMANE!進化した5つのポイント
前作からパワーアップしたのは
- フレームデザインがよりエアロに
- 調整式のトップチューブIsoSpeed
- 最大38Cのタイヤが使用可能
- BBがねじ切りに
- ダウンチューブ内にお道具箱が爆誕
の5点だ。
フレームデザイン
フレームは形状は新しくなりところどころマドンっぽくなった。
ブレーキは当然のようにディスクブレーキモデルのみ。リムブレーキ?ナニソレオイシイノ?
ジオメトリーはエンデュランス用のH2とプロ用のH1.5の2種類ある。
トレックの公式サイトによると前作ドマーネと比べて1時間の走行で1分を短縮すると書いてある。
重要なところが書いてないじゃん…
なんか漠然としていて参考になりませんね( ̄ω ̄;)
ハンドル周りのケーブル類は整備性に配慮しセミインテグレート式。整備性は大事よね。
フレーム重量はダウンチューブストレージ、IsoSpeed取付金具込みでSLRが1235g、セカンドグレードのSLが1265gとのこと(サイズ不明)。
調整式のトップチューブIsoSpeed
路面からの衝撃を吸収するトレックのIsoSpeedテクノロジー。これによって荒れた路面を快適に走ることができる。
今回の新型ドマーネ(SLR)にはマドンと同様の調整式のトップチューブIsoSpeedが搭載された。
調整式なので自分の好みや路面にに合わせて振動吸収性を自由に変更可能。
調整を一番ソフトにした場合は前作DOMANE SLRより27%の振動吸収性が向上、そして一番ハードにしたときでも14%向上と大幅な進化を遂げた。
ちなみにセカンドグレードのDOMANE SLは調整式ではなく従来と同じシートチューブ式のIsoSpeedを搭載している。
最大38Cのタイヤが使用可能
タイヤはなんと最大38Cが使える。シクロクロスか!Σ(゚Д゚)
ライバルメーカーのスペシャライズド S-WORKS ROUBAIXで最大33Cだぞ…
BBがねじ切りに
前作ドマーネのボトムブラケット規格はBB90、すなわち圧入式であった。
新型ドマーネではBBをねじ切り式に変更。
規格はクリスキングやアルゴノートサイクルらによって共同開発された「T47」を採用。
ダウンチューブにお道具箱が…
「えっそこ開くんですか?」と驚いてしまう新システム。ボトルケージ部分が開くんですよ!
ダウンチューブ内の空洞を上手いこと活用している。
パンク修理キットといった小物を入れることが可能。
動画ではチューブ一本、CO2ボンベ一本、タイヤレバー、携帯工具を収納している。
ダウンチューブ内のスペース活用は単純だけどどのメーカーもやらなかった。BMCのタイムマシーンが似たようなことをやってはいたけど。
ダウンチューブのストレージによって軽装備ならサドルバッグが必要なくなり見た目がスッキリカッコいい!
私はサドルバッグが嫌いだ。というのもカッコいいバイクの外観を損ねてしまうから。
つけなくても済むものはなるべくつけたくないのが自転車乗り。
普段ツールボトルを使用しているのだけど、ボトルケージを1つ使ってしまうためボトルを1つしか携帯できない。
夏場はマジで大問題なので、このトップチューブにストレージというアイデアは他のメーカーも取り入れてほしいものだ。
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まとめ
新型ドマーネをまとめると以下の通りだ
- フレームデザインがよりエアロに
- ディスクブレーキモデルのみ
- フレーム重量はSLRで1335g、SLで1365g
- SLRは調整式のトップチューブIsoSpeed装備
- 最大38Cのタイヤが使用可能
- BBがねじ切りでメンテ性アップ
- ダウンチューブ内にお道具箱が爆誕
価格はアルテグラDi2装備でボントレガーAeolus Pro 3 Vを履いた完成車が792,000円(税抜)。勿論プロジェクトワンに対応。
セカンドグレードのSLはアルテグラとボントレガーParadigm Comp 25を履いたSL6が408,000円(税抜)、
105にAffinity Discを履いたモデルのSL5が318,000円(税抜)となっている。
個人的にエモンダ SLRのフレーム形状はかなり好み。かなりカッコよくない?
ただ私のような低身長ライダーだと小さいサイズのフレーム形状がどうなるのかが気になるところ。
マドンのように残念なことにならないと良いのだけどね…
おしまい。
いつも面白いブログ、拝見しています。
ダウンチューブの空きスペース活用ですが、Specializedで、SWAP BOXというものをやっています。(mtbですが)
↓参考までにいくつかURL貼っておきます。
https://enduro-mtb.com/en/specialized-enduro-2017-new-benchmark-bike/
https://sportsincycling.com/blog/specialized-swat-box-house-everything-need-ride-bike/
https://www.bike198.com/review-specialized-swat-accessory/
https://reviews.mtbr.com/tech-specialized-swat-door
前三角のスペース活用なら、specializedのルーベやディヴァージュ(グラベルロード)でも同じSWAP BOX名義でBMCのようなことをやってます。
参考
http://iwarin.hatenablog.com/entry/2017/01/30/231431
https://bikerumor.com/2017/06/15/new-specialized-diverge-drops-future-shock-swat-ton-options/
あっ、そういえば(唐突を装う)シマノのジャンクションAもドロップバーのバーエンドに内装できるようになりましたね。軽量化、高剛性、エアロダイナミクスの次は空きスペース活用の時代になるのでしょうか。以上、長文失礼しました。by男子高校生一年生