空気入れくん『ブシュッ!ブシュシュシュ!』
私『はぁ~また入れ直しかい』
……
あっ!どうもこんにちは。MESIです。
ロードバイクで最も頻度の多いメンテナンスといったら空気入れ。
空気圧は走行にかなり大きく影響するのでこまめに入れることが不可欠であります。
この記事を読んでいるあなたも乗車前には空気を入れていることでしょう。
現在私が使用している空気入れがコレ。
Amazonにて3000円ちょっとで買える安物です。
多くの安物空気入れに共通してる不満
それはバルブからポンプの口金を抜くときに
ブシュシュシュ!!!!
と音とともに空気が抜けるということ。
なので抜けるぶんを考慮して少し多めに入れる必要があるんですよ。
しかも抜くときにモタモタしてると大量に空気が漏れてしまいもう一度入れ直しなんてこともある。
かといって勢いよく口金を抜くとスポークに手を強打し涙をながすことに…
なんとかせねば!!!!!
そんなわけで今回用意したのがこのヒラメ。
魚ではありませんよ。
Made in Japan の非常に評判のいい口金です。
KUWAHARAという日本のメーカーが作っています。
職人が一つ一つ手作りで作っているロマンあふれる一品。
このヒラメ口金があれば安物の空気入れが最高級品に早変わりするんですよ!
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これが最高級の口金、ヒラメだ!
これが最高級と言われる口金、ヒラメだ!( ̄ー ̄)ニヤリ
このクオリティーは写真では伝わりませんね。
職人が一つ一つ手作りしているだけあってちょっと高いです。
価格は3280円+税
空気入れの先っちょが空気入れ本体の価格より高いとはな…
ちなみにこのヒラメは「縦カム」と「横カム」の2種類ある。
横カムのほうが有名でバルブ周りのスペースが狭くても使いやすい。
ただし構造が縦カムより複雑なため若干高く4380円(税抜)します。
私は横カムでは必要がないので安価な縦カムを選択。
よほどリムハイトが高いホイールを使用しているわけでないなら縦カムで十分ですよ(安いし)
ヒラメの導入方法
さっそくヒラメを導入する。
まず今まで使っていた口金を取り外します。
取り外し方は刃物でホース部分から切り飛ばすのが一般的。一度切ると後戻りはできないし、なんか勿体無い気がするけど( ̄ω ̄;)
ちなみに私の使用しているPanaracerのポンプは切らなくても外せました。
ホースにヒラメを押し込みます。
このとき先にホースバンドをホースに通してください!絶対に!
ちなみにヒラメを押し込む作業はかなりの力仕事。
線の部分まで入れたかったけど、これ以上は硬すぎて断念。力が欲しいです( ;゚;ё;゚;)
他の人のブログを見ても、こんなもんなのでこんなもんなのでしょう。たぶん。
あとはホースバンドをマイナスドライバーで締めれば完成です。
ここでホースバンドを通し忘れていると最初からやり直し。
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使用感想。ヒラメは最高だ!
ヒラメによってパワーアップした私の空気入れ。
さっそく空気を入れましょう。
レバーを倒して固定!レバーを倒した時のコクンという感触がこごち良い。
DURA-ACEと同様に高い製品はこういう使用感までが上品なのだ。
ちなみにバルブの太さに合わせてココを回して調整する。
締めすぎるとレバーが倒れなくなるし、緩すぎるとレバーがガバガバになる。
調整とか面倒くさい!と思うかもしれない。が、一度調整すれば次回からは調整はいらないので安心して欲しい。
ガッツリと固定したヒラメは空気を入れる途中に外れることはない。
肝心のバルブからヒラメを外す時。
「スポン!」という音とともに口金が外れる。
空気の漏れはなし!
今までの空気入れだとこのとき絶対空気が漏れて、「今のプシュっで若干空気圧下がったんじゃね?」
って感じだったのですが、ヒラメにはそれがない。
もう漏れるぶんを考えて余分に空気を入れたり、口金を抜くとき勢い余ってスポークに手をぶつけることもありません。
この感動は文章では伝わらんと思うのでとりあえず使ってみてください。
使えばわかるさ!Σ(゚Д゚)
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まとめ、よく使う道具だからこそ良いものを
空気入れは非常によく使うメンテ用品。
だからこそ良いものを使いたい!
特に空気圧をきっちり誤差なく入れたいならば、空気漏れしないヒラメはマストアイテムでしょう。
私のような空気圧に対してアバウトな人間でも空気を入れるときの面倒なアレコレから開放されるのでかなり満足度が高い製品。評判の良さは本物でしたよ。
まぁ空気入れの先っちょに4000円ものお金を出せるかだけど。
とりあえず先っちょがやたら豪華な空気入れができた(違和感しかないw)
ヒラメに似合う空気入れでも探そうかな(゚∀゚)アヒャ
空気入れのレバーを戻すときに自分は親指によく当てて、一人で悶絶しています。(笑
地味に痛いんですよね、あれ。
横カム式なら、それがなくていかもしれません。