どうもこんちは。MESIです。
前回はSRAMの機械式コンポーネントの使用レビューをしました。
コイツ。このバイクね。
やっぱりスラムで組んだロードバイクはカッコイイ!!
そしてこのバイクにはSRAMのコンポーネント以外に皆さんの気を引くものがあると思います。
前回の記事を読んだ皆さんの中で
「オイMESI!!その太ぇ輪っかはなんだよ!!!!」
と言いたかった人がいるかもしれません。
そう。ZIPP404ですねΣ(゚Д゚)
ZIPPのホイールと言ったらディンプル加工が施されたディープホイールで有名。
とにかくエアロを追求したメーカーでZIPPホイールは決戦用として使用される程。
今回はこのZIPP404と…
ホイール変えて貰いました!!!
ZIPPのフラッグシップモデル。ZIPP454 NSWの使用インプレです!!(´゚д゚`)ギョエエエエ
そもそも私が今まで使用したことあるディープホイールホイールはSHIMANO DURA-ACE C40のみ。
C40はリムハイトが37ミリしかないのでディープホイールというよりはセミディープと言った方が良いかもしれない。
今回使用したZIPP404はなんと58ミリ!!!
こんなにリムハイトが高いホイールを使うのは初めてです。
初めてのディープホイールがZIPPとか贅沢すぎる!Σ(゚Д゚)
一番最初に最高クラスのものを味わってしまい、他のディープホイールがイマイチに感じてしまわないか心配ですね(笑)
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ZIPP404 Firecrest Tubular
まずはZIPP404 Firecrest Tubularのインプレです。
454のインプレは記事後半からです。
漕ぎ出しは重い。シャマルより。
僕が愛用しているホイールはアルミの最高峰ホイールのシャマルミレ。
シャマルミレと比べるとわずかに漕ぎ出しの重さを感じました。
ちなみにこのZIPP404 Firecrest Tubularの重量は1505g。
軽い!!
リムハイト58ミリもあるのにZONDAより軽いんだぜコイツ!(゚Д゚#)
さすがはチューブラーカーボンホイール。
シャマルミレとは100gくらいしか変わりません。
でもホイールでの100gの差って結構大きいようです。
漕ぎ出しや加速はシャマルの勝ちかな。
ブレーキは思ったより効いた
ブレーキをかけると
『ヒュオオオオオオオオォォォォ!!!』
と聞き慣れない音がした。
初めて耳にしたカーボンホイールのブレーキ音にテンションMAX!!
昔からカーボンホイールは効きにくいと言われてますが、普通に良く効きました。
昔と比べて進化しているのかもしれませんね。
でもアルミホイールの方がやっぱり効く。
アルミホイールのブレーキ力が100とすると
このZIPP404は93くらいと言った感じでしょうか。
ほとんど気にならないレベルなので安心して使えそうです。長時間のブレーキでリムが焼ける可能性は知らんがね。
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時速40km/h以上が気持ちいい
このホイール。時速30km程度でダラダラ走っていても全然楽しくないです。
その速度ならむしろシャマルミレの方がいい気がする。
このホイールが楽しくなるのは時速40km以上から。
高速域での伸びがシャマルミレとは比べ物にならない。
リムハイトが全然違うしディンプル加工で超エアロだしね。
そりゃプロ選手みんな平坦コースではディープホイール使うよな~って感じ。
ちょっとした下りとかでめちゃくちゃ気持ちよかった。
とはいえ時速40km以上は私の脚力では短時間しか維持できないので私にこのホイールは使いこなせそうにないですね。(´・ω・`)
横風に注意
私にとって初めてのディープホイールを堪能している途中で何度かちょっとした横風が吹きました。
やっぱりいつもより煽られます(;^ω^)
気を抜くとハンドル持っていかれてすっ転びそう。
ハンドルをがっしりと握ってやり過ごしました。
まぁリムハイト58ミリもあるし仕方ない。
ディープホイールが横風に弱いというのは本当のようです。
ZIPP454 NSWインプレ
さてここからはZIPPのフラッグシップモデル。ZIPP454 NSWのインプレです。
そもそもNSWってなんじゃ~?
と試乗会担当の方に聞いてみたらどうやら違うらしい。あたりめーだバカΣ(゚Д゚)
担当の方によるとNSWとの違いは主にリムのブレーキ面とハブが違うようです。
ノーマルのZIPP404のリム表面を見てください。
トゥルントゥルンですね。
実際触ってみてもスベスベでトゥルントゥルンなんです。
しかしZIPP454 NSWを見てください。ブレーキ面に溝が掘ってあります。
この溝によってブレーキ性能を向上しているのです。
他にも硬度と耐熱性に優れる炭化ケイ素コーティングを施す「Showstopper」テクノロジーを採用しているようですが難しい話は私にはわからん(´・ω・`)
また、ハブにNSWではマグネットが使用されているらしい。
画像引用 http://www.intermax.co.jp
2枚のクラッチを噛み合わせることで、駆動時には優れた反応性を実現し、空走時にはマグネットの磁力で2枚のクラッチを非接触状態にして転がり抵抗を大幅に軽減するようだ。
うむわからん(⌒,_ゝ⌒)
とりあえず難しい話はわからんので実際使ってみて体で理解してきます。
ZIPP404を履かせていたKUOTAの試乗車のホイールを454にチェンジ。
そしてKUOTAで試乗した後、更に僕のコルナゴにも履かせてもらいました。
ZIPP454を履いて愛車がイケメンになりました。
このギザギザしたリムがたまらん。(´゚д゚`)
このリムはザトウクジラの水中で滑るような動きをするヒレをヒントに開発されたみたいです。
普通機能を追求するとデザインがダサくなりがちですが(シマノとか)さすがはZIPP。
機能とかっこよさを見事に両立しています。
また、ZIPP454 NSWの重量は1525g。
ZIPP404が1505gだったのでわずかに重いですが、ZIPP454はなんとクリンチャー。
メンテナンス性に優れるクリンチャーホイールなのはうれしいポイント。
パンクしても安心です!
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ブレーキがよく効く
ZIPP454 NSWのホイール。ZIPP404より効きました。
アルミホイールを100とすると97くらい効きます。
ブレーキをかけるとブレーキシューがリムによく食いつく感じがします。
あとどうでもいいけど、ブレーキ音はZIPP404の方が気持ちのいい音を鳴らしていたと思います。
あの『カーボンの音』が少し物足りない気がしました。
まあリムとシューとの相性もあるのかもしれませんがね。
高速域が超気持ちいい。
ZIPP404と同様にZIPP454も低速域で走っていても楽しくありません。
やはり高速域が気持ちいいホイール。
ZIPP404との違いが感じられたのは下り坂。
コース途中の下り坂で足を止めるとフリーボディーのカラカラした音が消えて無音に。
きっとマグネットによってクラッチが非接触状態になったのでしょう。
スィーと路面を滑っているように進んでいきます。
そして下りが終わって平坦に入っても暫く速度が落ちませんでした。足を止めているのにかかわらずです。
これがギザギザしたリムのエアロ効果なのか?(´゚д゚`)
初めてロードに乗った時に感じたあの爽快感を思い出してしまいました。
ZIPP454まじで速い…( ̄ω ̄;)
ZIPPよりシャマルのほうがいい場面について
名古屋は信号が多いです。
酷いときは1時間に18kmしか進めないくらいには多い。(^Д^)プギャー
信号に加えて車も多いので速度のアップダウンがかなり激しいです。
今回の試乗でリム重量が重いディープホイールは市街地では不向きだな~と思いました。
ずっと一定の速度で走り続けるならかなり良いのですがね。
シャマルより加速時にやや重さを感じてしまいます。
シャマルのほうがZIPPのディープホイールより加速のキレが良く、速度を落としてもすぐにもとのスピードに戻ることができます。
それにZIPPが力を発揮できるのは高速域なので私のような貧脚ローディーはシャマルのほうが合っていると感じました。
40キロ以上を維持できる豪脚さんがZIPPを手に入れたら鬼に金棒ですけどね。
また、登りでもシャマルのほうがスルスル登っていける。
やはりヒルクライムは軽さが正義ですね。
最後に
今回はZIPPのディープホイール、404と454を使ってみて感じたことを書きました。
やっぱり性能うんぬんの前にディープホイールはカッコイイですね(^q^)
ZIPP454眺めてご飯3杯は行けそうです(*´Д`)
自分の脚力に見合っていないとわかっていても欲しくなってしまいます。
ブレーキしたときのカーボンの音でドヤりたいし(笑)
高速域ではかなり気持ちよく走れるので決戦用として一本欲しいですね~(*´艸`*)ウフフ(決戦なんてないだろ!あとお金も!Σ(゚Д゚)アホ)
おしまい(´・ω・`)