どうもこんにちは。MESIです。
自転車で夜間走行するのにはライトが必須。
ライトは路面を照らすだけでなく相手に自分の居場所を知らせることができます。
特にロードバイクやクロスバイクはスピードが出るのでライトはしっかりしたものを使いたい。
今回はライトの選び方と用途ごとにおすすめライトを紹介していきます。
ライトの重要性について
たまにこんなことを言ってライトを点灯させない人がいます。(ぶっ◯すぞ!Σ(゚Д゚))
しかしあなたが見えていても相手にあなたが見えているとは限りません。見えていても自分の存在をアピールするために点けましょう!
ロードバイクのような自転車は少しでも軽い方がいい。
たまにライトを自転車に取り付けない人がいますがダメ!絶対!
道路交通法の第五十二条を確認しましょう。
第五十二条
車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第六十三条の九第二項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。
最後の一文『政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。』とありますね。
政令で定める場合、例えばトンネルのような暗い場所を走るときには夜間以外でもライトの点灯義務があるのでライトは昼間しか走らなくても取り付けなくてはならないのです!Σ(゚Д゚)
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ライトの選び方
ここからはライト選びに必要な基礎知識を解説していきます。
フロントライトは白色か淡い黄色、後ろのライト(リアライト)は赤色
今回はフロントライトを取り扱っていきます。
フロントライトには白色または淡い黄色という決まりがありフロントに赤色のライトを付けてはいけません。
前に赤色のライトをつけると混乱が起こる!ダメ!絶対!
明るさの単位について
明るさの主な単位は3つ!
「ルーメン」「カンデラ」「ルクス」です。
それぞれ定義が全く違う。うん◯とちん◯くらい違う!
なので100ルーメンは何カンデラかみたいな単位換算はできません。
基本的にはルーメンだけ覚えてれば大丈夫です。
明るければ明るいライトほどいいの?
確かに明るいライトほどどんな場面でも対応できます。
でも明るいライトほど重量が重くてでかいし高価!
大型のライトはガーミンなどの大型サイコンと干渉して使い勝手が悪いし、ライトの主張が強すぎて自転車の美しい外観を損なう恐れがあります。(ハンドル周りがスッキリしてたほうが美しいよね?)
また、強力なライトは使い方を間違えると迷惑になるので注意が必要です。
なので自分の用途にあった光量のライトを購入することが大事。
ライトのバッテリーについて
ロードバイク、クロスバイクのライトは乾電池タイプとUSB充電の2つに分類されます。
最近ではUSB充電タイプが主流ですね。
乾電池タイプの特徴
出先でライトのバッテリーが切れたとしてもコンビニなどで電池を補充できるメリットがあります。ただしUSB充電タイプと比べて乾電池のぶん重いし大きいです。
USB充電タイプの特徴
小型で軽量なものが多いです。ただし出先でバッテリー切れを起こすと面倒。
モバイルバッテリーを持っていたとしてもライトに繋ぐケーブルが必要ですし走行中モバイルバッテリーをどうするか(どこに固定するか)という問題が生じます。
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用途別!おすすめライト紹介
街乗り用の場合
街灯の多い街を走るような場合は100~300ルーメンのもので十分。ライトで自分の存在をまわりにアピールしましょう!
GENTOS(ジェントス) 閃355
『ロードバイクを買ったばかりでライトに金がかけられない!』
そんな人におすすめしたいのがGENTOS(ジェントス) 閃355。
ジェントスの『閃』シリーズはコスパが良く定番と言えるライトです。
乾電池式なので出先でのバッテリー切れにも対応し易い!
私も昔使っていたのですが盗まれてしまいました(怒らないから返してくれ…)
- 明るさ: 100ルーメン
- 稼働時間: 点灯約10時間、点滅22時間
- 使用電池: 単4×3本使用(エネループ使用可能)
閃355より明るい閃325もAmazonでありますがコチラはハンドルに固定するホルダーがついてこないようです。
GENTOS(ジェントス) AX-002MG
コチラはGENTOSのAX-002MG
閃355が単四電池3本なのに対してコチラは単三電池3本。
デカイです!
- 本体重量:本体/150g、専用ブラケット/30g
- 明るさ:最大200ルーメン
- 使用電池:単3型アルカリ乾電池×3本
- 実用点灯:Hi/6時間、Lo/12時間、高速点滅/100時間、スロー点滅/100時間
BB Boro(ビービーボロ) LEDヘッドライト [MT1.0]
『コンパクトで明るいライトが欲しい!』
そんな人におすすめしたいのがBB BoroのMT-1.0(上の写真はMoon製のものですが同じものです)
私自身ジテ通のライトとして使っています。
コンパクトで目立たないのでロードバイクの外観を損なうことなく使えます。
ハンドルに取り付けるときもシリコン製のベルトでラクラク。
- 最大200ルーメン
- USB充電
- 6モード切替(オーバードライブ/ハイビーム/スタンダード/フラッシング/ストロボ/SOS)
- 使用時間:オーバードライブ(200ルーメン)/1時間50分、ハイビーム(105ルーメン)/3時間35分、スタンダード(50ルーメン)/8時間、フラッシング/6時間55分
- 重量:65.7g
ハンドルに固定するホルダー込みの実測は85gでした。
CATEYE(キャットアイ) VOLT200
自転車ライトの定番!CATEYEのVOLTシリーズ!
VOLTシリーズで有名なのが200、400、800、1600!
数字が大きいほど明るい。
とりあえずわからなければCATEYEのVOLT買っとけってくらいの定番品。
- 最大200ルーメン
- USB充電
- 重量58g
- 使用時間:ハイ/約2時間、ロー/約6時間、点滅/約30時間
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街灯の少ない道の場合
市街地から離れて街灯が少ない道を走るような場合400~500ルーメンは必要!
このくらいの明るさのライトはオールマイティーに使えるため人気が高いですね。
VOLT400
定番のCATEYE VOLTシリーズ。
VOLT200より明るいVOLT400です。
定番のVOLTシリーズの中でも一番定番なので定番of定番のライトです。Σ(゚Д゚)
- 最大400ルーメン
- USB充電
- 使用時間:ハイ/約3時間、ミドル/約8時間、ロー/約18時間、ハイパーコンスタント/約11時間、点滅/約60時間
- 重量:120g
ハンドルに固定するホルダー込みの実測は128gでした。
LEZYNE HECTO DRIVE 400XL
金属の質感、美しさを活かしたCNC加工を得意とするアメリカのアクセサリーブランド「LEZYNE」!
LEZYNEのライトの中でもコスパに優れているモデルがHECTO DRIVE 400XLです。
4000円ほどで400ルーメンクラスのライトが買えるのは魅力的。
ただし最大パワーの400ルーメンでは1時間しかバッテリーが持たないのが微妙なとこ。
軽くてコンパクトなのでメインライトとしてよりサブライトとして活躍できそうです。
8種類のモードでの稼働時間
- BLAST:400ルーメン(使用可能時間:1時間)
- ENDURO:150ルーメン(使用可能時間:2時間)
- ECONOMY:75ルーメン(使用可能時間:4時間)
- FEMTO:15ルーメン(使用可能時間:17時間30分)
- FLASH1:50ルーメン(点滅)(使用可能時間:10時間45分)
- FLASH2:50ルーメン(点滅)(使用可能時間:10時間)
- DAY FLASH:400ルーメン(点滅)(使用可能時間:5時間45分)
- PULSE:50ルーメン(点滅)(使用可能時間:12時間30分)
- 最大400ルーメン
- USB充電
- 8種類の点灯モード
- 重量:82g
Bontrager(ボントレガー) Ion 450 R
ボントレガーは自転車メーカーTREKの子会社。
Ion 450 Rはコンパクトなボディーながら450ルーメンの強力な光を放ちます。
トレックに乗ってて自転車パーツや周りの物もトレック系でそろえたい人におすすめ。
また、ボントレガーには「ボントレガー30日満足保証」という制度があり購入から30日以内であれば、購入店にレシートを提示することでいかなる理由であっても交換または返品に応じてもらえる。
- 最大450ルーメン
- 450ルーメン: 1.5 時間、200ルーメン: 3 時間、100ルーメン: 6 時間、ナイトフラッシュ: 9 時間、デイフラッシュ: 10 時間
- USB充電
Amazonでは取扱がないので公式サイトのリンクを貼っておきます。
街灯がほとんど無い峠道などの場合
街灯が全くない山道にいくような場合は700ルーメン以上あると良いでしょう。
メインライトとサブライトの2本あると安心できます。
というか山道でライトの充電が切れるとマジでヤバイΣ(゚Д゚)
VOLT800
定番のCATEYE VOLTシリーズ。
VOLT400より明るいVOLT800です。
- 明るさ:ハイ/800ルーメン、ミドル/400ルーメン、ロー/200ルーメン、ハイパーコンスタント/800ルーメン、点滅/200ルーメン
- USB充電
- 使用時間:ハイ(約2時間)、ミドル(約3.5時間)、ロー(約8時間)、ハイパーコンスタント(約7時間)、点滅(約80時間)
- 重量:140g
SPECIALIZED Flux™ 900 Headlight
自転車メーカーのスペシャライズド製のライトです。
クイックリリース式のバンドが採用されていて脱着がしやすいので必要なとき素早くハンドルにライトを取り付けることができます。
ハンドルに対するライトの位置はバンド側で45度刻みで変えることが可能!
サイコンやケーブルと干渉しないとこにライトをセットできます。
- 明るさ:300~900ルーメン
- USB充電
- 4種類の動作モード
・900ルーメン(HIGH STEDAY)→ 1.75時間
・300ルーメン(LOW SPOT) → 6.0 時間
・300ルーメン(LOW WIDE) → 5.0 時間
・400ルーメン(FLASH) → 20.0 時間
Amazonでは取扱がないので公式サイトへのリンクを貼っておきます。
LEZYNE LITE DRIVE 700XL
さっき紹介したLEZYNE HECTO DRIVE 400XLの上位版。
『700ルーメン以上の高性能ライトになってくると地味なカラーのものしか無いな。もっとカラフルなライトが欲しい。』
という人におすすめしたいのがこのライト。
LEZAYNE製でライトのボディーは全部で5色。
このライトについてもっと知りたい方はコチラのブログ記事が参考になると思います!
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夜間ブルベ用の場合
ブルベ、キャノンボールなどで夜通し走るような場合はライトはかなり強力なものが必要です。ライトの数は2本以上あると良いでしょう。
以下で紹介するライトは強力すぎるがゆえ使い方を間違えると迷惑になるので注意。対向車が来たら光量を下げるなどの配慮が必要です。
VOLT1600
定番のCATEYE VOLTシリーズ。
VOLT800の上をゆくVOLT1600です。
自転車用ライトでは最強クラスの1600ルーメンという光であなたの自転車をパチンコ屋のごとくピカピカにしてしまうでしょう。(たぶん)
VOLT1600についてもっと知りたい方はこのシクロワイアードのインプレ記事が参考になると思います!
- 最大1600ルーメン
- 使用時間:ハイ(1600ルーメン):約2時間 ミドル(500ルーメン):約5時間 ロー(200ルーメン):約15時間 ハイパーコンスタント:約12時間 点滅(200ルーメン):約100時間
- USB充電
- 重量:260g
SPECIALIZED Flux™ Expert Headlight
スペシャライズドが販売しているライトの最高峰。Flux™ Expert Headlightです。
メーカー曰く「乗用車並みの照明がバイクに付けられる」とのこと。
このライトについてもっと知りたい方はこのシクロワイアードの記事が参考になると思います!
- 明るさ:400~1200ルーメン
- USB充電
- 重量:218g
- 4種類の動作モード
フルパワー:1200ルーメン/1時間45分
バッテリーセーバー:600ルーメン/6時間
サージ:400~1200ルーメン/6時間
フラッシュ:400ルーメン/20時間
Amazonでは取扱がないので公式サイトへのリンクを貼っておきます。
LEZYNE DECA DRIVE 1500i
レザインが販売しているライトの中で最強クラスで最大1500ルーメンの光を放ちます。
オプションのバッテリーパックを使用すれば、点灯時間を2倍に増強が可能です。
バッテリーパックはライトに直接差し込める一体型の防水ケーブルを採用していて雨中での使用も安心です。
バッテリーの固定例
画像引用:http://www.worldcycle.co.jp/
おまけ
ここでは画期的な機能を持ったライトや面白いライトを紹介します。
KNOG PWR ROAD
KNOGが販売しているPWR ROAD!
一見普通のライトですがユニークな機能を持ったライトです。
このライトはライトとバッテリーを切り離すことが可能!!
えっ何いってんのかわからない?
簡単に言うとライト頭のレンズ部分を外すとUSB端子が出現!つまりモバイルバッテリーになるということ。
だからスマートフォンを充電することができるのだ!
当然ガーミンも充電可能!
また、専用のアプリで光量やモードをカスタマイズできる。
このライトは600ルーメンなのですが600ルーメンもいらないなら光量を下げてランタイムを向上させるなど、サイクリスト自身の走行に合わせたセッティングが可能。
ライトのレンズとバッテリーには他にも種類があってそれぞれを組み合わせて使用することができます。
ZOONIMAL
かわいい動物のライトです。目が光ります!( ゚д゚ )クワッ!!
かわいい物好きな女性サイクリストにおすすめしたい。
猫以外にも様々な動物があります。
光量は低いのであくまでサブライトとして使いましょう。
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ライト使用時の注意点
取付時の注意点
ライトを地面と水平に取り付けると対向車の目くらましとなって迷惑がかかることがあります。
なのでライトは少し下に向けて10~15m先を照らすようにセットしましょう!
点滅での使用はダメ
夜間にライトを点滅のみで使用している人。
いませんか?
実は点滅での仕様はNG。Σ(゚Д゚)
完全に違法ではないようですが各都道府県の自転車のライトに関しての条例によっては違反になるみたい。
なので点滅して使う場合はサブライトにしてメインライトは常時点灯しましょう。
ライト購入前に明るさを確かめる方法!
ロードバイクの明るいライトは結構いいお値段がする。
ライトを購入する前に明るさを知ることができれば…
そんなことを誰もが考えると思います。
そんなあなたにwiggleの便利機能!ライト比較ガイドと言うものを紹介します。
まずはGoogleで「wiggle明るさ比較ガイド」で検索してみてください。
そして検索がメンドイという面倒くさがりなあなた。そうそこのあなたですよ!Σ(゚Д゚)
上のリンクをポチッとして飛んでください。(はじめからそう書けよ…( ̄ω ̄;)コノヤロウ)
こんな画面に飛ぶと思います。
そしてあなたが試したいライトを選択して下の電球💡のところにドラッグ!
そうすると明るさの比較ができてしまうんです!
明るさ比較ガイドにあるライトしか比較することができませんが、CATEYEのようなメジャーブランドのライトが揃っているので購入前に試して見るといいでしょう。
いい記事書きますね~。
実用的でありながら、クスッと笑えるイラスト。
このブログの新着記事を見るのが最近の楽しみです。
頑張ってください!そして良い自転車ライフを
コメントありがとうございます。励みになりますΣ(゚Д゚)
実用的な記事は内容が真面目な感じになってしまい読んでいてつまらないかな~と思ってイラストを入れたのでそう言ってもらえると嬉しいです(*´ω`*)
ライトはなるべく明るい方がおススメです
都会で大丈夫と思っている人もいると思いますが
明るいライトだと無灯火逆走のバカ、アホどもと正面衝突の危険が減りますよ
超明るいライトを点けていると向こうが避ける率が高くなる様です